グロービス経営大学院(MBA)

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先輩紹介

村瀬 純平 さん

村瀬 純平 さん
株式会社リネアストリア
代表取締役
グロービス経営大学院 2016年入学

自分の軽率な意思決定が利益を奪い、社員の時間を奪ってしまった

Q:MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

A:起業から5年ほどが経って、「社長の仕事って何だ?」と疑問に思うことが増えました。ちょうど、それまでの「店舗運営」から「会社経営」というステージに差し掛かった頃で、社長として「何をするべきか」「何をせずにいるべきか」を自問する日々でもありました。
経営者が書いた書籍や経営哲学に関する書籍などを読んではみるのですが、私にとってはうわべのテクニックやノウハウばかりに見え、納得感は得られませんでした。
そんな頃、私の軽率な経営判断で会社に多大な損害を与えてしまいます。少しずつ積み重ねた利益を食いつぶし、社員たちが成果を出せたはずの時間を奪ってしまいました。こんな自分が社長だなんて、どうして胸を張って言えようか、と思い悩みました。
よく考えればとても怖いことです。自分が示した方向に社員たちは皆向かうのですから、その責任たるや重大です。だからこそ、社長の一番の仕事は「正しく考え、正しく判断を下し、正しい方向を指さすこと」だと痛感しました。もう二度とこんな失敗はしたくない、その為にもっと「経営」というものを深く考え抜きたい。その為のヒントをMBAで掴めたらと考えていました。

授業は明日から仕事で使えるネタの宝庫

Q:なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

A:会社を経営することに「壁」を感じて、MBAにたどり着きました。なので、MBAで学んだことを活かして、「壁を超えられるのか?」が最も重要でした。MBAを「学問として修める」つもりは毛頭なかったのです。
グロービスの授業はとても実践的です。教員の方も「教授」というよりは一流のビジネスマン、ケースも実際の企業がモデル。授業も「この会社はこうやってうまくいきました」と事例の解説ではなく、「あなたならどうするか?」を問われ、事例から実務に使える学びを得ることに焦点が当てられます。
ちなみに私は授業中、2種類のノートを開いています。1つはケースに関するメモなどをとるノート。もう1つは、授業中に次々浮かぶ仕事で試してみたいアイディアや改善案などを書き留めるもの。「これは使えるかな?」「こんなこと本当にやる?」など自問自答しながらの授業は、いつもこれらのノートにメモをびっしり書いて終わります。
私がグロービスを選んだ一番の理由。それはやはり「明日から使えるネタがここにある」からだと思います。

ここ一番で頼れる「戦友」と呼べる仲間と出会う場所

Q:グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

A:グロービスの授業は刺激的です。それは、業界も年齢も職種もバラバラな上、その道のエキスパートたちが学生として集うからだと思います。バリバリの営業マン、ベンチャー起業家、会計士、大企業の人事担当、医師、経営コンサルタントなどが1つのテーブルに集う異種格闘技戦。自分では全く思いもよらなかった視点に気付いたり、自分の常識があっさりひっくり返されたり。私にとってはこれだけでもヒリヒリするくらい刺激的です。
毎回の予習やレポートなどでは、皆同じように悩み苦しみます。応用科目では、グループで課題に取り組み、1つの結論を出した上で、プレゼンまでします。同じ時間を「戦い抜いた」と思える仲間たち。友達ではなく「戦友」と呼べる濃さでつながっていると感じています。
「人脈づくり」という言葉をよく聞きます。しかし、名刺を交換しただけで終わるような「人脈」を何千何百と築いたところで、自分が本当に苦しい時、助けが必要な時に、そんな人脈は果たして頼りになるでしょうか。一緒に苦しみ抜いたと思える「戦友」だからこそ、ここ一番で頼れる。そんな「戦友と出会える場所」、それがグロービスの魅力です。

「やめること」「やめないこと」を明確にする

Q:卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

A:一番の心配はやはり、「時間のやりくり」でした。仕事も忙しく、子供もまだ小さく、中国語の勉強も続けたい。そんな中で時間を確保できるのだろうかと心配していました。実際にグロービス生活が始まり、実はいまだにタイムマネジメントには非常に苦労しています(笑)。私の場合睡眠時間を削るのは難しいので、意識しているのは「やめることを決める」ということです。テレビドラマ、ゲーム、スポーツ観戦、小説などなど。やりたいことがあっても優先順位をつけることで、タイムマネジメント問題を克服しようとしています。
一方で「やめないこと」も決めました。私の場合は家族との時間でした。土日の両日ともグロービスの時間とならないように工夫して履修登録したり、平日の授業を組み合わせたり。最近では、オンラインのクラスも始まり選択肢が増えました。
また、子供にはできるだけ勉強している姿を見せるようにしています。最近ではケースに取り組んでいる私の横で、3歳の娘も何やら作業するようになりました。親が何かに一生懸命に取り組んでいる姿を見せることも、ある意味「家族の時間」なのではないかと、最近は思っています。

無意識に制限をかけていた自分の可能性を信じられるようになった

Q:グロービスのMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

A:「悔しい」と強く思うようになったことが一番の変化だと思います。グロービスに入学するまでは、「自分はこれくらいかな」と、自分に対して無意識に制限をかけていたように思います。居心地よく過ごすために「限界」を自分で作っていたのです。
グロービスでは、とても優秀な学生に出会います。スキルの拙さ、知識の乏しさ、考えの浅さに打ちのめされることがあります。一方で、教員や仲間に「それいいね。面白いね!」と褒められた時などには、「自分はもっとやれるんじゃないか」と思うことも多々あるのです。
自分の可能性をもっと信じてあげてもいいと思えたのは、グロービスに入学して様々な学生、教員の方に会えたからだと思います。自分で限界をつくってしまったら、そこで成長は止まってしまいます。今では、「もっとよい戦略はないのか?」「リーダーとして今日の自分は正しかったのか?もっと良く振る舞えたのではないか?」こんなことを日々、自問自答するようになりました。

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