慶應義塾大学大学院経営管理研究科

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先輩紹介

平野 太一 さん

平野 太一 さん
慶應義塾大学大学院
経営管理研究科
修士課程2年
不動産会社勤務

20~30代 退職後の再チャレンジ 経営者を目指す

「経営者」が人生の目標になったとき、新たな学びが必要に

私は現在、父が経営する不動産会社の将来の経営者となることを目標としています。以前はマーケティング・リサーチ会社やシステム開発会社で営業として働いていましたが、父の「将来、会社を経営することを真剣に考えて欲しい」という言葉から、不動産業界と企業経営に興味を持ちました。また同時に、経営者である父の仕事を手伝えるだけの能力を身につけたいと考えるようにもなりました。
MBAコースへの入学を考え始めたのはこのころのことです。父の会社はここ数年で急成長を遂げているため、組織体制の構築をはじめとした課題が山積しています。しかし、営業職として現場でのキャリアを重ねてきた私にはこうした分野の知識がありません。新規事業開発などの意思決定の経験も不足しています。こうした状況に対応するためには新たな学びが必要でした。
入学先の選択では海外を含めた他の大学院も検討しました。その上で当研究科(KBS)への入学を決めたのは、「ケースメソッドが中心」「2年間の一貫性のあるカリキュラムで学ぶ」「グローバルに活躍できるビジネスリーダーを育成する」という明確なメッセージがあったからです。授業体験会に参加したり、OB・OGの方々の話を聞いたりしたことも大きいですね。「ここなら飛躍的に力を伸ばすことができる」「2年という時間を費やすだけの価値がある」と確信することができました。

いい意味で自分の考えが大きくぶれた1年間

入学からの1年を振り返ると、いい意味で自分の考えが大きくぶれたように感じます。授業の内容や同級生の意見から、本当にさまざまな刺激を受けたのです。企業経営のイメージも大きく変わりました。なかでも「経営者に求められるのは意思決定の選択肢の豊富さ」と思うようになったことは大きいですね。その意味で、数百の企業経営の事例を疑似体験できるケースメソッドは、経営者を目指す者として最適な学習方法だと思います。
例えば、Googleを取りあげたケースメソッドでは、同社が上場した1990年代後半から現在に至る経営陣の意思決定の流れを追体験し、その決定は正しかったのか、他の選択肢はなかったかと議論を重ねます。経営感覚はこうして磨かれていくのだと実感しました。
また、私にとってはリーダーシップを身につけることも入学の目的の1つでした。そこで、学生の選挙で選出される学年代表に立候補し、同級生約100名のまとめ役としての仕事もさせてもらいました。学年代表は生徒会長のようなもので、ゼミの選考のルール決めをしたり、勉強会を主催したりする役割を担います。しかし、個性豊かな同級生はさまざまなものの見方・考え方をし、意見も多数でてきます。彼らに納得してもらうために情報発信の方法にも気を配るなど、大いに鍛えられました。

経営者の視点で新しいビジネスモデルを作り、会社の成長に貢献したい

これから始まるKBSの2年目はゼミの活動が中心になります。私は税務会計がご専門の村上裕太郎先生のゼミに所属することが決まっています。不動産は税務と会計の知識からイノベーションが起きる業界です。税理士の資格をお持ちの上に経済学にも詳しい村上先生のもとで学ぶことで、今後の新規事業の立ち上げにも役立つと考えています。先生方とは修了後にも仕事の相談にのっていただくなど、さまざまなお付き合いができればと思っています。修士論文に取り組みつつ、スケジュールに余裕が幾分生まれますので、今年はKBSでの学びを会社の実務でアウトプットする時間を作りたいですね。経営者の視点に立って新しいビジネスモデルを作り、会社の成長に貢献したいと思っています。
KBSに関心がある方には、将来の明確なビジョンを持って入学することをお勧めします。入学後は多忙を極める毎日が待っていますから、ここで学ぶさまざまなアプローチを自分のものにするには、「この2年間は目標達成の通過点に過ぎない」という意欲と目標が必要です。事実、特に1年次のカリキュラムは「詰めこみすぎでは?」と思うくらいの忙しさです。自分の不慣れな領域の授業では、予習に半日をかけることもありました。それでも、KBSの2年間には「この忙しさも当然」と納得できるだけの価値があると思います。

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