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MBAはこう使う!

ビストロアンバロンオーナー 両角太郎氏

会社制度で留学 M&Aの実務通じ磨き

両角太郎氏
ビストロアンバロンオーナー

2014/10/09  (1/6ページ)

 東京・西麻布の人気レストラン「ビストロアンバロン」のオーナー、両角太郎氏(50)はもともと、金融業界で活躍したビジネスマン。ところが、リーマン・ショックで退職を余儀なくされる。だがそれを機に、キャリアの大転換を試みて現在の店をオープン。評判が口コミで広がり、「ミシュランガイド」に掲載されるまでになった。そんな両角氏の激動のキャリアを陰で演出してきたのが、20代で経験したMBA留学だった。

■大学では動物学を専攻。だが就職は安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン)だった。

 小さいころから生物が好きで、動物カメラマンに憧れていました。大学も、動物学を学ぶため東京大学理科Ⅱ類に進学。写真も高校時代から本格的に始め、一眼レフカメラを3台、レンズも、魚眼レンズから超望遠まで、全部で10本ぐらい持っていました。基本的に凝り性なんですよ。

 でも、大学では写真に集中する時間がなく、カメラマンになる夢はいつの間にか消えました。学者になる選択肢もありましたが、成績が、クラスメートの中でいつも最下位でしたので、それも断念しました。

 では就職はどうするか。そのころ金融業界では、米国と同様、理科系を採用する動きが出始めていました。大手銀行に入れば、30歳で年収1000万円も夢ではないと聞き、がぜん金融業界に興味を持ちました。都銀、証券、保険とひと通り面接を受けましたが、結局、一番早く内定が出た安田火災に入ることにしました。キャリアの青写真といったものは、とくにありませんでしたね。

 配属は財務企画部。お客様の資産を運用する仕事です。バブル真っ盛りでしたので、注目度の高い部署でした。

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