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MBAはこう使う!

NTTデータ第二金融事業本部グローバルビジネス企画担当部長 竹倉憲也氏

「居心地の良い場所から一歩踏み出せ」が最大の教え

竹倉憲也氏
NTTデータ第二金融事業本部グローバルビジネス企画担当部長

2014/08/19  (1/6ページ)

■慶應義塾大学法学部を卒業し、NTTデータにシステムエンジニア(SE)として就職した。

 就職活動ではさまざまな業種を受けましたが、「コンピューターで世の中を変える仕事がしたい」という夢があり、最終的にNTTデータを選びました。IBMでSEだった父の影響が大きかったと思います。父はよくコンピューターの話をしてくれ、私も小学生のころから、家の中にころがっていたパソコンをいじって遊んでいました。

 入社後の仕事は、顧客である銀行のデータセンターに常駐しながらのコンピューターシステムの保守運用です。将来就きたいと考えていた営業や企画の仕事の前に、まずはSEになってコンピューターの基礎をしっかり学んだほうがいいと考え、顧客に厳しく育ててもらえるような職場を自分から希望しました。

 自ら望んだ職場ということもあり、深夜勤務のシフトや長時間の残業もいとわず、仕事に打ち込みました。でも何年かたつうち、徐々にキャリアの壁も感じ始めていました。

 というのも、同じ職場の2、3年上には、理系出身のとてつもなく優秀なエンジニアがひしめいていました。私もがむしゃらに働きましたが、どんなに頑張っても技術では勝てる気がしませんでした。閉塞感というか、キャリアの先が読めなくなっていました。

 そうした折、入社5年目くらいの頃にたまたまMBA留学から帰国したばかりの、同じ大学出身の先輩と飲む機会がありました。といっても、そのときの私は、MBAって何?というレベルでした。言葉だけは聞いたことがあったかもしれませんが、自分とは関係ない世界だと思っていたので、全く関心がありませんでした。ところがそんな私に、先輩は、ビジネススクールがどんなにすごいところで、どんなに素晴らしい経験をしたかということを、熱く語ったのです。

 すっかり感化された私は、さっそく自分でもMBAについて調べてみました。もともと私は、SEとして顧客と接するなかで、顧客のニーズに応えるためにはその会社の経営課題への理解が不可欠だと感じていました。また、自社もいずれはグローバル市場に打って出る時期が来るはずだとも思っていました。MBAについて調べていたら、この「経営」と「海外」という私の中でのキーワードが、頭の中で見事に合体したんです。その瞬間、自分の探していたものはこれだと、ピンときました。すぐ留学の準備に取り掛かりました。

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