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テーマ:中小企業診断士登録養成課程スタート
ビジネスドクターとしての本格的な経営コンサルタント(中小企業診断士)養成を目指す

加藤 實 教授
東海学園大学大学院
経営学研究科

「共生」マインドで理論と実践に強い真の経営指南役づくり

多様なビジネスシーンで必要な実践的な知識とスキルを持つと共に、理論に裏打ちされた能力を持つ、真に社会から求められる人材育成を目指す東海学園大学大学院。2009年4月には、新たに「中小企業診断士登録養成課程」がスタートした。

現行の試験科目等が変更になったのは、中小企業診断士の活躍の中で理論・戦略面での取組みが不十分との認識から。コンサルティングの仕事は沢山あるが、出来る中小企業診断士が少ないとの指摘もある。中小企業診断士には、まちづくり・地域振興・産業育成等の社会・地域との連携・協働での活躍が期待されている。プロコン(中小企業診断士)歴40年の加藤教授は、「共に生かし生かされる(共生:ともいき)を建学の精神におく東海学園大学大学院であればこそ、社会の要請に貢献できる真の中小企業診断士の育成が出来ます。」と語っている。

実務経験豊富な教授陣の下で、「現場学」を学ぶ

企業経営者は、昔と異なり高学歴化しているだけでなく、相当な勉強をしているため、中小企業診断士にもそれ以上の能力が求められる。経営者に経営指南をする以上は、経営者以上の努力を続けていく必要がある。大学院で学ぶことでMBAも取得でき、ダブル資格の保有者になり社会で高い評価が得られるだろう。

中小企業診断士として登録後は、プロだが故に誰彼に聴く訳にはいかなくなるだけでなく、新しい情報・知識の習得にも苦労することになる。試験合格組は大変である。しかし大学院での養成課程組は、理論・現場での悩みをサポートしてくれる自身のシンクタンク(東海学園大学大学院)があるため、ライバルとの関係では競争的優位性を持てることになるであろう。

授業は、現場経験の豊富な専任教授を中心に、各々が独自に築いてきた「現場学」を学ぶだけでなく、理論もしっかりと身に付けることができるのも同大学院ならではの魅力。大学院修了後の卒業生のリカレント教育も可能で、将来的にも、中小企業診断士としての資質の底上げが期待される。

屈指の「診断センス」が体得できる

「経営者は常に助言・支援を求めていて、叱咤激励しながらそれに応えていくのが中小企業診断士の役割です。経営者との間には深い信頼関係が必須であり、そのためには時代を読む洞察力、独自の視点や切り口、豊かな人間性やカリスマ性、そして、それらをプレゼンテーションする力が必要です」

加藤教授の言葉にもあるように、企業の経営者と対峙して助言・支援をするには、経験等から生み出される「診断センス」が必要だ。それは理屈として学べるものではない。同大学院の教授は、数々の現場を経験し、独自のノウハウや感性を創り出してきた屈指のセンスの持ち主であり、学生は演習・実習などを通してその「診断センス」を体感し、自身のスキルアップにつなげることができる。

「私自身も、40年間で培ってきた“診断道”を余すところなく伝授したいと思っています。プロコン(中小企業診断士)を目指す人達に、是非わが大学院の養成課程(プロコン養成道場)に飛び込んできてほしいですね」

一流の中小企業診断士になるためのハードルは高い。しかし、そのハードル越えに十分応えられる教育は約束されているようだ。

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