法科大学院最新ガイド

司法試験合格者の声

先輩の合格体験談を参考に、早くから方向性を見極めることが大切
関西大学法科大学院

羽藤 央貴 さん(25歳) 関西大学法科大学院 法務研究科 法曹養成専攻(2015年度) 

関西大学法科大学院
羽藤 央貴 さん(25歳)

先輩のProfile

関西大学法学部出身。社会のさまざまな問題に対して法律を使い、どのように解決していくのか、そこに自分なりの工夫ができる余地があると感じ、弁護士を志す。2012年、同法科大学院法学既修者コースに入学。2014年3月修了。2015年、2度目の挑戦で司法試験合格を果たした。

この大学を選んだ理由

学習環境や若手弁護士による特別演習が魅力

学部在学中から法科大学院の先輩と交流できる機会があり、関西大学の“学習環境やサポート面の手厚さ”を耳にしていました。自習室は24時間開放され、一人ひとりに専用キャレルが割り当てられます。おかげで、早朝からでも勉強に取り組めるので、朝型の私にとっても素晴らしい環境でした。法科大学院生専用のロー・ライブラリーの充実度も素晴らしく、情報収集に困ることはありません。さらに奨学金制度も充実しているので、経済的にも安心です。学業成績優秀者に対する給付型奨学金制度において、私は修了までの学費全額相当を給付していただくことができました。 また、若手弁護士が担当する特別演習も魅力のひとつでした。この特別演習は、民法や刑法などの分野ごとに開講され、各人が必要なものを選んで受講できます。司法試験を突破して間もない若手弁護士から新鮮な情報を得ることができる貴重な機会になりました。

司法試験の対策について

[選択科目]労働法

◆大学院在学中の対策
過去問研究を行い、授業の予復習とリンク

先輩や若手弁護士からのアドバイスを参考にし、早めに過去問研究を行い、授業とリンクさせながら予復習に取り組みました。司法試験の特徴は、採点の詳細な内容が公表されないこと、そして相対評価であることです。この2点を意識して、まず採点の内容を分析するために「出題趣旨」と「採点実感」を読み解く作業を行いました。次に相対評価を考慮して、答案を書く段階になれば友人とゼミを組んでお互いの答案を見比べながら意見交換をしました。

◆修了後の対策
「情報の一元化」と「知識の再整理」

1度目の受験のあと、2つの失敗に気づきました。1つは情報を多くまとめすぎたこと。そこで、全て見直すのに1週間もかかっていた情報量を精選し、単語カードに集約しました。いつでもチェックできるコンパクトさや、カードを抜き差しするだけで情報を再構築できる利便性など、単語カードはとても有効な勉強ツールになりました。もう1つは、どのように答案を書くのかを意識していなかったこと。そのため試験本番において答案の構成や書き方を考えることに時間がかかってしまったので、常日頃から答案における書き方を意識して知識を整理し直しました。

司法試験を受験した感想

格好良い答案でなく、まずは原理原則を!

試験中に気になるのが、ライバルたちがペンを走らせる音です。それを意識しすぎると自分も負けていられないと力んでしまい格好良い文章を書こうとしてしまいます。それで1度目は失敗しました。格好良い文章がダメな理由として、先輩から「実務では法律文書をきちんと決まったフォーマットで書かないといけない。それは司法試験でも同じ。オリジナリティ溢れ、凝った文章で書かれたものを読みたいとは誰も思わない。」と教わりました。この言葉から原理原則を丁寧に書く大切さを思い知り、2度目の試験では改善できました。 また、修了後も特別演習に参加したり、常に周りから刺激をもらえる環境に身を置けたおかげで、1度目の失敗のあとも高いモチベーションを維持できました。

これから司法試験を目指す人へのメッセージ

合格者の体験談に耳を傾け、方向性を見極める

本試験に向けてどのように勉強していくのか、その方向性さえ間違えなければ、司法試験は合格できる試験です。ただ、その方向性を見極めるのが難しいので、まずは多くの合格者からの体験談を聞いてください。 関西大学には、分野やレベルごとに分かれた特別演習があり、若手弁護士からそうした話をたくさん聞けました。また、修了生TAや合格者TAからも多くのアドバイスをいただき、自分の方向性を見極めていくことができました。関西大学は、縦と横のつながりを築きやすい環境だったと思います。現在は、入学予定者にも自習室が開放されていますし、入学前に一部の授業を聴講できます。入学前からそうしたつながりを築き、先輩たちの意見を参考にしながら勉強の方向性を早くから見極めてはいかがでしょうか。 さらに、関西大学は司法修習修了後の就職率は100%です。合格後のサポートにも定評があるので、あらゆる面で安心して学ぶことができますよ。

2年次時間割

前期時間割

実習
1時限 民事訴訟実務の基礎 民事訴訟法
2時限 民法演習Ⅰ 法曹倫理 会社法演習
3時限
4時限 行政救済法 憲法演習 刑法演習Ⅰ
5時限 刑事訴訟法
6時限 労働法Ⅰ

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