ルーテル学院大学大学院 総合人間学研究科 臨床心理学専攻

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先輩紹介

西山 朋伽 さん

西山 朋伽 さん
ルーテル学院大学大学院
総合人間学研究科
臨床心理学専攻修了

20~30代 大学から進学 幅広い知識の習得

「人間の魂のケア」に重きを置く姿勢に共感

子どもが好きということもあって、中学生までは保育士になりたいと思っていました。ところが児童虐待などのニュースを頻繁に目にするようになり、子どもが親とは別の人格を持った個人として尊重され成長していくためには父母への支援が必要だと考え始めました。そこで大学も臨床心理学科に進み、さらに臨床心理士を目指して大学院進学を決意したのです。
臨床心理士は人の心と向き合う仕事ですから、人間の生と死について考えることも少なくありません。科学的なアプローチも大切ですが、人の「心」を知るには、魂の問題を抜きにすることはできないと考えています。本専攻を選んだのは、キリスト教の精神にのっとって「人間の魂のケア」に重きを置くという理念に共感したからです。
実際に学んで感じているのは、本専攻ではクライエントをひとりの人間として尊重する姿勢を貫いていることです。様々な病名、障がいがありますが、そうしたカテゴリーだけにとらわれることなく、その方の「存在そのもの」を尊重し接する姿勢を学びました。同じように先生方は学生に対しても、ひとりの人間として愛を持って接してくださります。これには何度も勇気づけられています。

実践的な学びと大きな刺激を与えてくれる同期の存在

本専攻は実践的な学びが特徴です。1年目からロールプレイを通して、クライエント役とセラピスト役の双方の立場を疑似体験することで心理面接の理解を深めることができました。1年生の後半からは、先生のアドバイスを受けながら実際にクライエントの面接を担当します。こうした実習と座学を繰り返すことで実践力が備わりやすいと感じています。
本専攻は社会人経験者が多いのも特徴です。同期は私より年上の方も多く、中には私の母と同じ世代の方もいるなど、幅広い層が在籍しています。病院や福祉施設で働いてきた人、会社で働いていた人など様々な背景を持った人がいるため、その方たちとの交流を通して、それまでの私にはない、新しい視点を持つことができました。少人数制ですから学生同士の距離が近く、授業や実習以外でも交流が盛んで、「ともに学び合う」という学風がここにはあります。同期からは大きな刺激を受けています。

「父親の育児不安」をテーマに修士論文に挑戦

2年生では、学外実習が本格的に始まります。病院や学校、福祉施設で現場を体験させていただくことになるわけですが、1年次のロールプレイや学内での心理面接の実習で学んでいることを生かしながら、現場で経験を積んでいきます。
2年生は修士論文の作成も本格的になります。私の論文テーマは「父親の育児不安」。育児を取り巻く環境は時代によって変化し続けています。現在は、共働きの夫婦が増え、男性が育児休暇を取得して子育てをすることが珍しくない時代です。しかしそれと同時に、まだまだ男性の育児参加に対して協力的でない環境も多く、仕事と育児の両立が求められる中で育児に対して不安を抱える男性が増えているのも事実。そうしたお父様方の支援に貢献したいと思い、このテーマを選びました。本専攻には、現実に即した課題に正面から向き合うという風土があります。こうしたことも「父親の育児不安」をテーマに選んだ背景にあるかもしれません。
臨床心理士を目指す人にとっては、本専攻の環境は恵まれていると感じます。

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