慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

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先輩紹介

稲木 萌 さん

稲木 萌 さん
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科
IT企業勤務

KMDの学びを通じて大きく増したビジネスへの関心

父親の仕事の関係で中学生のころから香港で生活をしていたこともあり、大学は現地の市立大学に進学しました。もともとアートやメディア、とくに映像や写真に関心があったことから、大学では映像の編集技術やプログラミングを学ぶメディアデザインを専攻しました。
ただ、香港の大学は3年制のため、学びの深さにあまり満足できませんでした。さらに、アイデアを実現するにはどれだけの時間や予算がかかるのか、作品をいかに受け手に届けるかというビジネス的発想がクリエイターにも必要ではないかと考えてもいました。出版社でアルバイトをしたり、インターンシップで国際映画祭の運営に関わったりしたことが影響しているのかもしれません。
大学院への進学を考えるようになったのはこうした思いが重なったからです。いくつかの選択肢があった中でKMDに入学したのは、ビジネスの視点でもメディアを学べる環境に惹かれたからでした。
ビジネス視点の重要性は、実際に入学してみてさらに強く感じるようになりました。2年制のKMDを私は3年をかけて修了していますが、これはもっとビジネスに関して学びたいという思いから、「CEMS MIMプログラム(ダブル・ディグリープログラム)」に参加して海外の2校のビジネススクールに半年ずつ留学したためです。KMDに入学する前には、自分がビジネススクールで学ぶことになるとは想像もしていませんでした。

実践性に富んだ「リアルプロジェクト」の経験は仕事にも生きている

KMDのカリキュラムは、柱となる<マネジメント><ポリシー><テクノロジー><デザイン>の素養を「基礎科目」で身に付けて、「リアルプロジェクト」でその成果を実践するという2本立てになっています。
私の「リアルプロジェクト」のテーマは、アーティストとの協働でプロモーション動画を制作し、動画のタイプや公開方法などによる効果の違いを検証するというものでした。検証の成果をまとめたガイドブックの制作が最終的な目標で、ギャラリーや美術館の協力を得たり、オフラインのイベントを開催したりもしました。資金調達やさまざまな交渉も自ら行いましたので、起業のプロセスを体験しているような感覚でした。
私は現在、動画共有サイトを運営するIT企業に勤務しています。主な業務は、優秀なクリエイターに自社で所有するスタジオを提供するなどして、サイト内の動画の質を高めることですが、これはまさに私がKMDの「リアルプロジェクト」で行った内容と直結するものです。アーティストやクリエイターとの関わりも含めて、KMDでの学びは、確実にいまの仕事に生きていますね。

多様な学生が刺激を与え合う環境がKMDの大きな魅力

多種多彩な人たちとの出会いの場であることも、KMDの大きな魅力の1つです。新卒から社会人、定年退職後の方まで学生の年齢層は幅広く、IT企業のプログラマーもいれば美術大学の出身者も在籍しています。「学生がどんなアイデアを持っているかに興味があって入学した」と話していた社会人学生もいました。私自身、根を詰めて1つのことを極めるより、さまざまな分野から刺激を受けて挑戦するほうが性格的に合っているのですが、KMDはそうした私にぴったりの環境でした。
また、先生方との出会いも刺激になります。KMDの先生方は、ビジネスの最前線で活躍されていながら気さくな方が多く、授業以外でも多くのアドバイスをいただきました。知識にとどまらず、物事の考え方、感じ方も大きな影響を受けたように思います。これからKMDで学ぶ方には、先生方と積極的にコミュニケーションをとることをお勧めしたいですね。
現在の私は社会人としてようやくスタート地点に立ったところですが、KMDでの学びを生かして、さまざまな刺激を受けながら挑戦を続けたいと思います。

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