慶應義塾大学大学院経営管理研究科

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先輩紹介

別宮 真理子 さん

別宮 真理子 さん
慶應義塾大学大学院
経営管理研究科 修士課程2年
外資系コンサルティング会社勤務

20~30代

子育て中のいまだからこそ、仕事を離れて自分を俯瞰してみる

勤務先の外資系コンサルティング会社では、主に官公庁のIT政策に従事。ITを活用して、住民サービスの向上や業務の効率化、経費削減を図るプロジェクトに携わってきました。10年以上にわたって走りながら考えるスタンスで仕事をしてきましたが、このタイミングでビジネススクールへの入学を決めたきっかけは第二子の出産です。
育児経験がある方には共感いただけると思いますが、子どもを持つと時間の使い方が劇的に変わります。限られた時間で、24時間仕事に没頭できたときと同じレベルの成果を出さなければならず、制約の多さから自分が半人前になったように感じることもしばしばでした。「これからどうしたいのか」と自問した結果、子どもがまだ幼く手が掛かり、キャリアとしては足踏み状態のいまだからこそ、いったん仕事を離れて自分を俯瞰して今後の作戦を練ってみようという思いに至ったのです。
またキャリアを重ねるにつれて外国人の経営層やクライアントである行政組織の上層部と接する機会が増え、彼らと信頼関係を築くには鍛えるべき部分があると感じてもいました。そこで思い浮かんだのが以前から興味のあったMBAプログラムでした。私にとってのMBA取得の目的は、具体的な知識を深めるというよりも、ビジネスパーソンとしての視座の高さや視野の広さを身につけて、もう一段階先へ進むことにあります。

日本語の授業で基礎を固め、留学で応用力を養う

進学先を選ぶにあたって、まず検討したのは海外のビジネススクールでした。自分に補強したいものの1つに“国際経験”があったからです。私の職場は、外国人の経営層をはじめ、ネイティブ並みの英語力を持った帰国子女も多く在籍する環境です。英語で意思を伝えて納得を得る難しさはこれまでたびたび痛感していました。ネイティブと対等に話せる英語力を身につけるためにも、留学はぜひ経験したいものでした。
ところが、調べるうちに留学可能な「ダブルディグリー・プログラム」や「国際単位交換プログラム(IP)」がある慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)の存在を知りました。実りある学びができるという点では、初めから海外で学ぶより、まずは日本語の授業で基礎を固め、次に英語で応用を学ぶという順序のほうが効率的ではないか。そう考えるようになり、KBSへの入学を決めたのです。
今年度の後半には、私はこのIPを利用してアメリカのKellogg School of Managementで学ぶことが決まっています。『Businessweek』のMBAランキングで上位の常連校である同校に通うには、学費や手続きの面で高いハードルがあると聞きます。KBSの学費のみで同校に通うことができるのですから、結果的に海外のビジネススクールに入学するよりもおトクだったかもしれません。世界中から集まる優秀な人たちと交流し、英語でもまれることがいまから楽しみです。

とにかく踏み出してみる。KBSはその一歩を裏切らない場所

1年目のプログラムを終えた現時点でのKBSの印象は、「期待以上」のひと言に尽きます。ケースメソッドを導入したライブ感あふれる授業では、先生や同級生との討論を繰り返すうちに、課題の本質をとらえて端的に、さらには話の流れをふまえて瞬時に発信する力が鍛えられました。
なかでも基礎科目の「総合経営」での経験は、私にとってのブレークスルーになりました。KBSでは初めに経営に必要な8領域の基礎を学び、専門科目へと進みます。専門科目への橋渡し的な授業である「総合経営」では、8領域を統合して企業戦略を考えるのですが、ここで理論を実務に応用するための具体的な方法や思考の型を培うことができました。この経験は、自分の将来にポジティブな選択肢を与えてくれると思っています。
MBAに関心のある方の中には、さまざまな事情で一歩を踏み出せない方もいらっしゃると思います。育児中の女性はなおさらです。それでも私の経験からいうと、何とかなるものです。時間の確保が難しい状況も、動いてみればやりくりのアイデアも浮かびます。学びの面でも初めから100を目指す必要はないかもしれません。私も予習・復習にもっと時間をかけられればと思っていましたが、それができない分グループディスカッションや授業に人一倍集中して臨もうと決めてやってきました。まずは一歩を踏み出してみてください。KBSはその一歩を裏切らない場所です。

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