慶應義塾大学大学院経営管理研究科

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先輩紹介

苅安 佐和子 さん

苅安 佐和子 さん
慶應義塾大学大学院
経営管理研究科
修士課程2年

20~30代 退職後の再チャレンジ 夢や希望を実現する

大幅なキャリアチェンジを一大決心

医学部を卒業後、医師として病院に勤務して8年、その間に専門医の資格も取得し、医長としての責務も与えられるまでになりました。勤務医として、患者様の利益を最優先に考える日々の中で、現在の病院のあり方ははたして組織として最適なのかどうかを考えるようになり、患者様の利益と組織全体とがうまくバランスを取ってマネジメントされている病院とはどのようなものか、と思いを巡らすうちに、経営の勉強をしたいと強く望むようになっていました。
実家が会社経営をしていて、子供のころから経営者としての父を見てきたからかもしれませんが、経営への興味が次第に大きくなり、大学院で本格的に学ぼうと決意し、病院勤務を退職しました。経営の知識がほぼない状態だった私は働きながら学ぶパートタイムよりも、2年間「がっつり」学べるフルタイムの大学院の方が良いと考え、進学を決意しました。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)に決めたのは、KBSの授業を紹介したテレビ番組を見たのがきっかけでした。そこで初めてKBSを知り、ビジネススクールとしての歴史の長さや修了生のネットワークの強さに魅力を感じました。また、講義形式ではなく、ディスカッションを重ねながら考えをまとめていくという授業は、将来経営メンバーとして不可欠な議論能力を養うことができると考えました。

仲間と先生は思う存分“活用”する

経営の知識がまったくなかった私にとって、1年間はあっという間。何もわからないゼロからのスタートで、ケースを渡されても予習から時間をかけて勉強しないとスタートに立てません。クラスにはそれぞれの専門に強い同級生がいるので助けてもらいながら、グループディスカッションを経てクラスディスカッションへと、毎週その繰り返し。本当に大変でしたが、ケースメソッドでこなした企業や事業の経営課題に対する意思決定のシミュレーションは、1年間だけでも200件以上はあり、貴重な経験となりました。専門科目の中には、「ネットワーク・リーダーシップ」など組織でのリーダーシップ論が学べるものなど興味深いものが多々あり、先生方は、授業の最後に答えを言って終わりではなく、授業が終わってからもとことん考え続けるように導かれることが印象的でした。
自身の持つバックグラウンドとは違う研究分野に飛び込むことは、不安なのは当然だと思います。私もついていけるか心配でしたが、必死に予習し、仲間に支えられ、何とかついていくことができたと思っています。できれば入学するまでに、本を読んで基礎知識を得るなど、少しでも下地を作っておくといいと思います。先生方も気さくでとても親身で、質問したことにはきちんと丁寧に答えてくださいます。仲間と先生は思う存分“活用”し、かつ自身のバックグラウンドが少しでも生かせる分野ではクラスに貢献することをおすすめします。

国際単位交換プログラムで留学予定

2年目からは専門性が高まり、ゼミにも所属して、いよいよ修士論文にも着手しますが、組織マネジメントについて興味があるので、その方向で研究を進めていくつもりです。私が理想とするのは、組織のすべてがバランスよく回っていて、どこかが突出して優れているというより、トータルで見てうまく歯車がかみ合っている組織です。リーダーとしても表に出過ぎず、全体を把握し的確に判断が下せるようでありたいと思っています。
2学期からは、より経験を積み、実務に即した本格的な経営を学ぶために、国際単位交換プログラムで、フランスのビジネススクールに留学する予定です。ホスピタリティなどサービス業に関するマネジメントクラスに定評がある学校で、こうした世界のトップクラスの授業を受けられるのも、KBS生だからこそ。いずれはサービス業に携わりたいと考えていますが、KBSで学んだ数々のスキルを実際のビジネスで発揮するとともに、これまで医師として自然に身に付いた、人としての健全な生活を考えるという感覚も、同時に生かしていくことができればうれしいですね。

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