K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科

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先輩紹介

小宮 秀治 さん

小宮 秀治 さん
K.I.T.虎ノ門大学院
2010年度入学
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 勤務

20~30代 働きながら学ぶ スペシャリストになる

1年制の大学院、知的財産実務の第一線の教員陣が選択の理由

医療系の大学を卒業後、大学病院やクリニックで医療チームの一員として人工心肺装置や人工呼吸器、人工透析装置などの高度な医療機器の操作を行うクリニカルエンジニアとして働いていました。その後、健康被害救済、医薬品や医療機器などの承認審査、安全対策といった業務を行う独立行政法人 医薬品医療機器総合機構に入職しました。
知的財産に興味をもったのは、医療現場にいたときに「何故、外国製品が多いのだろう?」と疑問に感じたのがきっかけ。海外に比べ日本の医療機器は後れをとっており、その原因を探っていく過程で、特許がその要因の一つではないかと。現在の仕事に就く動機でもありますが、エンジニアとして日本の医療機器の進歩を促すような領域で仕事をしたいと思い、そのためには知的財産についての知識が不可欠と考えました。
K.I.T虎ノ門大学院を選んだのは、1年制の大学院であること、知的財産実務の第一線で活躍する先生方が多いこと、そして勤務先にも近いという利便性も魅力でした。1年間で修了するのは厳しい面もありますが、私の場合は短期間に集中して学びたい、1年なら耐えられるという思いがありましたね。

知識の定着、段階的な知識の修得に効果的なクォーター制

興味深い授業の一つが、「特許・実用新案法令要論」です。その2つの法律について基本となる問題発見能力と法律知識について修得するものですが、実務に即してどうしたら製品のシェアが伸ばせるのかといった戦略的な話題を交えながら授業を展開してくれます。世界の医療機器技術にどうすれば対抗できるのか、日本の国家がどういう戦略をとっていけばいいのかといった私の課題にも通ずるものであり、興味深い内容となっています。研究テーマについても、「医療技術の戦略的構築」を考えています。いまは、海外の特許裁判の判例などを研究しながら論文の背景となる要素を固めています。
本大学院は、1年間を4期に分けたクォーター制をとり、2ヵ月単位で科目履修が進んでいくのも特長ですが、短期間のうちに学んだことをテストで確認していくステップを踏むので知識の定着に効果的です。また、2ヵ月ごとに段階を追って高度な内容にステップアップしていくので、基本から応用・専門事項まで効果的に積み上げていくことができますね。弁理士試験の免除制度に対応したカリキュラムも特長でありそのメリットも大きいのですが、私の場合は、特許をはじめとした知的財産について知識を得るのが第一の目的。その学びの先に弁理士免許取得があると考えています。

行政の立場から日本の医療機器業界の発展に寄与したい

入学してしばらく経ちますが、覚悟はしていたものの、密度の濃い授業を受け、復習やレポートの作成などにも時間を取られますから、かなりハードな毎日を送っています。でも、それだけの価値があり、得るものは大きいと実感しています。いま医療に携わる行政の立場にいますが、ここで学んでいる知的財産、法律的な知識を生かして日本の医療機器業界の発展に寄与していければと思っています。
K.I.T.虎ノ門大学院は、知的財産についての知識を深めたい、弁理士試験を目指したいといったそれぞれの目的を満たすために最適な環境が整っています。同期生も企業の知的財産部門や特許事務所、行政関係と多彩な人たちが集まり、アドバイスを受けたり、助け合ったりと結束力も強いですね。実務家の先生方、同期生との人的ネットワークの広がりも大きなメリットです。

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