東京農工大学大学院 工学府産業技術専攻

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産業技術専攻事務室
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教授紹介

北原 義典 教授

北原 義典 教授
東京農工大学大学院
工学府産業技術専攻

技術をビジネスにつなげるために

33年の間、電機メーカーの研究所に勤務していました。その研究所勤務の過程において、6割くらいがビジネスセンスをもった研究者、3割くらいが強い技術をもった研究者、1割くらいがマネジメントセンスのある研究者であってほしいと思ったものです。経験から、まず強い技術が必要であるということがいえます。これがビジネスのネタになります。しかし、これだけではビジネスにつながりません。ビジネスセンスとマネジメントセンスが必要なのです。つまり、技術力ベクトルを、ビジネス/マネジメントセンスベクトルと合成し、その総合力でビジネス領域に持ち込むことができるようになるのだと思っています。
技術をビジネス領域にもっていくには 社会が求める技術を探す力、技術を使えるものにする力、技術を強くする力で「市場投入可能な技術」を育てたうえで、その技術をネタとしてビジネスを企画する力、人を管理する力、金を管理する力、情報/技術を管理する力、リスクを管理する力が必要で、これらの総合力によって、技術が事業に結び付いていくのだと考えます。

ビジネス現場で活躍できる人材や起業できる人材を

東京農工大学大学院工学府産業技術専攻では、これらの力やスキルの多くを身につけることができます。そして、既に社会人として活躍されている皆様が、さらにこの先、上級技術開発者、上級研究者、技術開発プロジェクトリーダー、製造現場マネージャー、研究マネージャー、製品企画リーダー、起業家、技術経営コンサルタント、弁理士として幅広く活躍されることが期待されます。
実は、私自身、大学院時代に、理系にもかかわらず、「リーダーシップ論」「組織論」「人間関係論」「産業心理学」「消費者心理学」なども専門科目として履修していました。そのような経緯から、会社の中では、他の社員とはやや異なる視点をもち、「どうしたら組織が最良のパフォーマンスを出せるだろう?」とか「どうしたら部下のモチベーションが上がるのだろう?」、「購買者はどういうものを欲しがるのだろう?」ということをずっと考え、実践してきたつもりです。ヒューマンメディア、音声情報処理の開発研究に携わり、「文書処理システム」「自動作曲ソフト」「音声通訳システム」「音声合成システム」などの製品化に関わってきました。
このようなバックグラウンドから、自己の経験も交えて、「研究プロジェクトマネジメント」や「研究組織マネジメント」の科目においては「変革型リーダーシップ」「ビジネス化戦略」「ビジネスモデル」「コミュニケーションスキル」「R&Dマネジメント」「マーケティング・サイエンス」等、技術マネジメントの教育を行っています。このような講義やゼミを通して、ビジネス現場で活躍できる人材や起業できる人材を一人でも多く輩出していきたいと考えています。

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