日本工業大学専門職大学院

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専門職大学院
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教授紹介

萬代 憲司 教授

萬代 憲司 教授
日本工業大学
専門職大学院
技術経営研究科

求められるのは、理論を現場で使いこなせる対応力

総務省の調査によると、わが国の企業の99%以上が中堅・中小企業であり、そこで働く従業員数も全体の約70%を占めています。本大学院では、日本経済を支えているそうした中堅・中小企業における技術経営(MOT)人材を育成し、中堅・中小企業の視点に立った戦略的経営力、事業展開・推進力、課題解決力など、実務に直結する力を高めていきます。
AIやIoTに代表される大きな技術変化に直面している現在においては、真の技術経営が求められます。技術経営力を身につけるには、理論やフレームワークを学ぶ必要があります。しかし、重要なのは理論自体ではなく、それを実際の現場で使いこなすことができる対応力です。そのため、講義では教員との双方向のやりとりを重視しながら、多角的かつ柔軟な思考力を伸ばしていきます。
入学には5年以上の実務経験が必要ですが、院生の年齢、職種、企業規模、役職、国籍は実にさまざま。中小企業技術経営、プロジェクトマネジメント、起業・第二創業の3つのコースを設け、それぞれの目標や目的に応じて体系的に学べるようにカリキュラムを組んでいます。経営、起業など目的が明確で、自社の課題解決、自己実現というように各自のテーマがはっきりしているため、学習意欲の高い人たちが集まります。少人数で行われる授業も多く、教員あるいは院生同士のやりとりも必然的に内容の濃いものになります。
多くの新しいイノベーションの根源には多様性があります。実務経験が豊富で目的意識の高いさまざまな背景をもつ院生が集まっている──そうした多様性からの学びが、本大学院の特長の一つといえるでしょう。

自身が抱えている課題解決を模索する特定課題研究

実務に役立つという視点での特徴的な授業スタイルとして、ケーススタディの重視とともにゲストスピーカーの起用が挙げられます。第一線で活躍しているゲストスピーカーをテーマに応じて招き、その経験や考えを聞きながら双方向性のディスカッションを行い、自身の学びにつなげていきます。教員とはまた違った視点を提供することで、固定化しがちな思考の殻を破り、重層的な見方や新たな視点の獲得を目指します。
また、特定課題研究も極めて実践的なカリキュラムです。多くの院生は自分が本当に取り組みたい課題をテーマに選びます。主査の教員1人と副査の教員が2人つき、3人体制で課題達成へつながる論文作成をサポートします。特定課題研究は学習の集大成でもあり、後半の約半年間をかけて完成していきます。一般科目も自身の課題と直接つながっているものが少なくないことに加え、特定課題研究はピンポイントで最も関心の高いテーマに切り込んでいくため、コンサルティングを受けているのに等しいと受け止めている院生もいます。

「MOT 倶楽部」など、ネットワークも大きな財産に

院生同士のつながり、ネットワークも本大学院の魅力の一つです。また、卒業後に必要に応じて新たな科目を学びに来るOBも少なくありません。ヨコのつながりだけでなく、タテのつながりも加わってネットワークが拡充し、共有できる知見がさらに広がります。「MOT倶楽部」という卒業生による交流の場もあります。そうした中堅・中小企業の方々によるネットワークを通じて、新しいビジネスを生み出すことも起きています。
働きながら学ぶのは簡単なことではありませんが、本研究科で自らの課題にしっかりと取り組むことで、次のステップに進む力を培うことができます。経営者を目指す方、プロジェクトの立ち上げに携わる方、起業を考えている方、中堅・中小企業の視点を学びたいと思っている方に、ぜひ一歩踏み出していただき、目標に近づいているという、確かな自信と充実感を是非味わってみてください。

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