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リーダーのマネジメント論

アステラス製薬社長 畑中好彦氏(下)

年収2000万円超の「革新的人材」も

2017/07/07  (2/3ページ)

■アステラスに「派閥」なし

 ――アステラスが誕生して10年以上が経過しました。再編した場合、「○○出身」といった『派閥』のようなものができるケースもありますが。

 「まず、マネジメントも、現場も含めていわゆる『派閥』のようなものがまったくないので......。そんな話が出ていたのは、最初の1年ほどじゃないでしょうか。今では、そこに外部のキャリア人材もどんどん入ってきているので、旧両社の話をしてもなんの得にもならない。経営の意思決定をする『エグゼクティブ・コミッティ』のなかにも3人の外国籍の社員がいます。海外では当たり前ですが、その人たちは様々なキャリアを重ねて入社した人です」

 「合併時に全く新しい社名にして、当時会長だった青木(初夫)さん、社長だった竹中(登一)さんの2人で、部門の長を面接し選んでいました。それが今につながっています。派閥にこだわり、ベストな人材を選べなければ、我々が最終的に目指すところに到達しなくなってしまう。そのことへの恐れのほうが大きいですね」

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