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私を変えたMBA

堀義人・グロービス経営大学院学長(下)

住商を辞め、80万円、30歳でビジネススクールを起業

2017/04/24  (3/3ページ)

■創立30周年を迎える2022年までに、アジア・ナンバー1のビジネススクールになる目標を掲げる。

 2012年度には、授業をすべて英語で行う全日制のMBAコースを立ち上げました。現在、グロービスでは世界30カ国の学生が学んでいます。その中には、グロービスのプログラムを評価し、海外の有名なビジネススクールを蹴って来ている人も結構います。ビジネススクールも、国で選ぶのではなく、個々の学校で選ぶ時代になっているのです。それは逆に言えば、学校側が経営努力を怠れば淘汰されることを意味しています。

 私自身がそうであったように、すばらしい方針やプログラムを持ったビジネススクールで学べば、有り余るほどのものを得ることができると思います。

 私にとってHBSの2年間は、一言で言うと、人生の転機でした。経営学全般に関する知見が高まり、思考力やコミュニケーション能力も磨かれ、視野や人的ネットワークも広がり、自分が本当にやりたいこと、自分の使命まで見つけることができました。可能性を信じることの大切さを学んだのもHBSでした。それらすべてが、HBSに行っていなかったら起こり得なかったことです。私のキャリアにとって、とてつもなく大きな2年間でした。

 グロービスは優秀なビジネスリーダーの輩出を通じ、社会に貢献できると考えています。グロービスの卒業生が立ち上げたベンチャー企業の中から、未来のソニーやホンダが必ず生まれ、日本を大きく変える力となってくれる。その可能性を私は信じています。

インタビュー/構成 猪瀬聖(ライター)

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